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神社名 :佐波波地祇神社
鎮座地
〒319-1702
茨城県北茨城市大津町1532
愛称
大宮大明神・六所明神・カラカイ山
宮司名 :伊藤 禎郎
電話番号 :023-46-0328
アクセス
JR常磐線大津港駅より2.5km
常磐自動車道北茨城ICより7km
【御祭神】 天日方奇日方命(あめひかたくしひかたのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
積羽八重事代主命(つみはやえことしろぬしのみこと)
大物主神(おおものぬしのかみ)
媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)
五十鈴依姫命(いすずよりひめのみこと)
【御神徳】  六主神一体となって国家鎮護・国運発展・万物生命の守護・目的達成・海上安全・家内安全・交通安全・民業(漁業・農業・商業・工業等)の祈願の萬願を成就し守護する。
 特に海上守護の霊徳が顕著により広く世に知られ、古来武将及び海上航海漁民の崇敬が厚い。
【御由緒】  当社の創立の起源は古く、延喜式神祇神名帳の常陸國二十八座 大七座 小二十一座の中に 多珂郡一座小 佐波波地祇社 とあり、また日本三代實録には、「清和帝 貞観元年4月26日辛亥常陸多珂郡正六位上佐波波神進従五位下云々」とあり、また社伝によれば「多珂郡皇浦(今改大津)佐波ノ湊ニ鎮座佐波波神 天日方奇日方命而号大宮大明神云々」とあり、このことから、少なくとも1200年前の、齋衡(854〜)・天安(857〜)の間に創立と伝えられている。
 古くは佐波波神また六所明神と尊称されていたが、元禄年間に西山公(徳川光圀公)が神徳を景仰して、神鏡一面を奉納し、大宮大明神と尊称を奉った。
【祭礼】
1月元日〜7日 歳旦祈願祭
2月1日〜 歳重ね厄除祈願祭(節分祭)
5月2・3日 春大祭
「國指定無形民族文化財 常陸大津の御船祭」5年毎斎行【下写真】
11月3日 潮和報恩感謝祭 七五三祝祭
11月24日 献穀祭
 
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【文化財等】 「国指定無形民族文化財」
 常陸大津の御船祭=神船が陸上(街路)を渡御する勇壮な祭り(5年毎斎行)
 <次回、平成26年5月>

 海上よりこの山を望めば鬱然たる森を見、東海の船舶は常に航路の目標にしている。
 上古日本武尊が東征の砌、大津の沖で逆浪に漂い給いしこと数旬、一夜白衣の神人、雲龍に乗って御夢枕に立ち「吾ハコレ佐波波ノ神也。今皇子ノ御船ヲ守護センガタメ来レリ、直チニ順風ニナサン」と。夢覚めれば果たしてその言の如く波穏やかにして遥かに社を見る。依って使いを遣わし幣を奉った。と古記に有り。
 またその後にも、源義公(光圀)が船で北地探検の途中海上で漂い給いし時、遥にこの神山の松影を認め針路旬日にして無事接岸できたと言う。
 前述の奇瑞と松影からこの鎮座地の山を唐帰山と呼ばれている。境内には老松鬱蒼として社殿をつつむ。
 「ここは大津のカラカイサン よそに木がない松ばかり」(祭りばやし)
海上よりこの山を望めば、蒼龍の天に躍るように見え、航路の目標にしている。

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